今日は【子どもの心とピアノ】のお話です。
私のお教室には
『障害のあるかたのためのコース』
というコースがあります。
このコースはもちろん
体や心に障害のある方でも
ピアノを習いたい!
というかたのためのコースで
ピアノのレッスンだけでなく、
普段の様子を伺ったり、
ご本人やご家族の方の困りごとや
悩み事なども伺いながら、
ピアノや、普段の生活が
できるだけ円滑に進むよう
一緒に考えていくコースです。
でももちろん、通常のコースに
通っている生徒さんでも
思春期などで一時的に心が
つらくなってしまった😢
ってこと、普通にあるんですよね🍀
そんな時は、コースに限らず
困ってしまっている生徒さんや
お母様お父様と、お話の時間を
たくさん設けて
解決へ導くお手伝いをしています。
解決、といっても私はお話を聞き、
心の持って行き方など
少しアドバイスをするだけなのですが
病院などではなく、
こういうお話をできる場って
少ないけれどとっても大切なんです。
そして、心の安定を目指していきながら
音楽がそばにある、
自分でそれを演奏できるって
とっても効果的なんです✨
子どもたちは、
たとえ中高生になっていても
自分に起きていることや、
自分の心のことを言葉で
表現することが上手くありません💦
それは小学校高学年あたりから
高校2年生くらいまでは
理性より感情の脳が先に
発達してしまうからです。
なんだかわからないけどイライラする
なんだか無性に悲しくなる
こんな不安定な気持ちって、
実は絶対理由があるんだけれど
それが自分ではよくわからない。
そこをじっくり聞きながら、
自分と向き合うお手伝いをします。
これはまず、つかみどころのないような
話でも聞いてもらえた、
そしてその後、気持ちの切り替えができた!
という小さな達成感や、満足感に繋がります。
もちろん、話を聞いたり、
ピアノのレッスンをしたり…
これは両方の知識がないと
なかなか上手くはいきませんが、
でも繊細な心を包んであげるには
とてもいい方法なんです🌷
障害があってもなくても、
心がつらくなっちゃうことって
誰にでもありますね。
そんな時に音楽がそばにあるって、
とってもとっても良いんですよ🥰